「なぜ、多くのコンサルタントは役に立たないのか」

労務管理なんていうと、何か難しいものって考えられているでしょ。
でもそれって、誰かの陰謀だと思う。
難しく思わせることによって得する人がいっぱいいるから。
本当のことを言ってしまうと、
「労務コンサルタント」を名乗る人って、自分では人を雇用した経験がない場合が多い。
雇用の実体験がないのに、人の会社の労務をアドバイスしている。
だから、教科書どおりの陳腐な内容の焼き直しを繰り返している。
言ってる意味は良く分かるんだけど、具体的にどうしたらいいのかってなると全部抜け落ちている。
もう一つ本当のこと。
たぶん多くの労務コンサルタントにとって、結果にはたいして興味はないということ。
だって、コンサルタントの仕事は、誰かにアドバイスすることで、自分が儲かる仕組みを作ることなんだから。
これは、私自身一度、相談会で中小企業診断士の先生に自分の事業計画をぶつけてみたことがあるのだけど、帰ってきたのは、当たり障りのない教科書通りの陳腐な内容だった。
全然役に立たなかった。イメージが全然広げられなくてがっかりした経験がある。
こうやって、食い物にされるのかと、正直思った。
一方で、社長を志す人ってみんな根がまじめだから、すぐカモになってしまう。一生懸命、人事セミナーに通ってみたり、個別コンサルを受けたりして、そんな人にお金を払っちゃう。
でも、残念ながらほとんどの会社には、そんな知識全く必要ない。
単に理論を振りかざすだけの話や、能書きなんて、決まって役に立たない。
じゃあ役に立つコンサルタントの見分け方ってあるのだろうか?
それは…
コンサルタントの力量って、質問に対し、思いもよらなかった全く別の切り口から、その人の持っている考えと同じ答えを導きだせるかにあるかと思う。
誰かに相談しようと思った時には、もう自分なりの答えを持っているはず。
その答えについて、正当性を確認したいのと、進め方の細かい部分を知りたいから相談に行くわけでしょ。
そこを白紙の状態から当たり障りのない知識をひけらかすコンサルタントは無能と言わざるを得ない。
「相談者の考えに理論的な裏付けを与え、さらなるプラスアルファを付けてアドバイスする」ことと、「単なる知識の押し売りをする」っていうこととは、天と地の差がある。
コンサルタントが役に立たないって言われる理由は、ここにあるかと思う。
魔法のランプを正しくこすれるコンサルタントって、少ない気がする。










